法律が生まれるとき

法律ができるときについて

精神障害に関する法律の歴史

精神障害に関する法律ができたのは、歴史的には浅く、明治期からです。それまでは、加持祈祷に頼る傾向がありました。明治期から第二次世界大戦までは「私宅監置」という考え方でした。「私宅監置」とはいわゆる「自宅監禁」のようなもので、その障害者を自宅の専用室に押し込めておくという人権を無視したものでした。戦後になり、精神衛生法ができ「私宅監置」は廃止されますが、病院への収容という形が続きます。昭和62年に人権擁護・社会復帰の考え方を踏襲した法律が生まれます。病院への収容から地域でケアするという考え方です。その後障害者基本法、地域保健法ができ、それらとの関係で平成7年に現行の法名となりました。自立という考え方が踏襲され、それを反映すべく改正が行われています。

ハンムラビ法典から始まった法律

法律の歴史は紀元前という古い時代から始まったものです。とくに2番めに古いとされるハンムラビ法典は、その後の法制定においても大きな影響を与えました。これは、有名な「目には目を」に代表されるような同害復讐法がよく知られています。これは単なる懲罰の制定だけに留まらず、倍返しのような過剰な報復を規制するものでもあったのです。しかし、それ以後も法の改正と発展が続いたということは、ハンムラビ法典は不十分であった証明ともいえます。こうした課題の発生と、それを超克しようとする挑戦こそが、法律の歴史そのものといえるのです。

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